平成27年 報恩講法要が勤まりました。

2015年11月29日［お知らせ］

平成27年11月14日（土）・15日（日）、萬徳寺の平成27年度報恩講法要が厳修されました。

2日間とも生憎の空模様でしたが、大勢の参拝者の方々にお参りいただいて、賑やかにお勤めさせていただきました！

ご講師の摂津市鳥飼 誓學寺のご住職 宮部雅文 師には、「親鸞聖人御絵伝」の絵解き法話をしていただきました。

萬徳寺では、報恩講時には内陣の奥に『御絵伝』を掛けて、『御伝鈔』を拝読します。御伝鈔とは、本願寺第三代宗主覚如上人によって制作された最初の親鸞聖人の伝記で、非常に格調高い文章ですが、その理解を助けてくれるのが、絵によって描かれた御絵伝です。

御伝鈔を拝読するときには、御絵伝は内陣の奥に掛けてあるだけですし、参拝者には現代語訳で解説されたものをお配りしていますが、理解していくのは中々難しいものだと思います。

でも今年は大きなスクリーンにプロジェクターから映し出された御絵伝を楽しくわかり易く解説していただいて、笑い声や感嘆の声があがるほど、皆さん熱心に「御絵伝」の電子紙芝居(笑)を見ておられました。

親鸞聖人の御影像の前で聖人のおこころにふれ、ご恩に感謝しながらお念仏称えさせていただきました。